TAMの家づくり

住まいづくりを楽しむ、住まいを楽しむ

固まる土の補修

ここ数十年の間に公共の舗装にも、環境配慮として固まる土を見かけるようになりました。

美観、柔らかい歩行感、排水性の良さ、滑りずらさなどもありとても素敵な材料ですが、耐久性に劣るところ、カビ・苔の発生が他のものに比べで大きいことが難点です。

また、欠損部の補修がモルタル等で施工されているところを見るのはとても残念な気分です。

我が家もポーチには固まる土(透塊ソイル)を使っています。

日の当たらない北向きで風も抜けないためカビや苔は発生しましたが、定期的な除菌剤による除去と高圧洗浄行っておりましたが、15年を過ぎる頃より表面が薄く剥げるようになり、補修となりました。

メーカーに確認したところ同材であれば付着性は良いとのことなので、既存材処分を考え1袋(25kg)なら補修部約1cm削りで良いのでやってみることにしました。

土なので、頭の大きなハンマーと平タガネで簡単に削れていきます。

仕上は木ゴテで均しましたが、ふるいなら綺麗に仕上がります。

 

シラス壁の手入れ

火山灰シラスを主材料とし自然材料のみでつくられているそとん壁は、伝統的塗壁を材料の特異性によってより性能を上げるとともに資源の有効活用が魅力的です。

18年が経過し全体的には色褪せがあるものの経年変化と考えると見栄えも問題ありません。

同時期に建った近隣のサイデイング材の住まいは、ほぼ10年で塗り替えてピカピカになっていますが、不具合がなければ経年を楽しむのもまた良いものです。

しかし、細部を見ると手入れが出来ればと思うところもあります。

一つは浴室換気扇フード廻りです。

水蒸気が当たり色落ちが大きく見栄えが悪くなっております。

スコートのため目立つ場所ではありません。

もう一つは、外壁凹面の汚れとそれに付着したガビの発生部です。

庇上部など水のたまりやすい場所です。

今回、メーカーの色落ち用サポートセットと除菌洗浄剤を使用してどんな具合になるかDIYで試してみました。

下記は換気扇フード廻りの補修前の色落ちした写真です。

壁面凸部が色落ちし、凹部が汚れています。

凹部をブラシで洗浄し色落ち用サポートセットで補修しました。

サポートセットは粉と液体を専用スプレーボトルに入れて吹き付けます。

粉は白セメントで固まってしまうため消費期限2週間です。

凸部、凹部ともに着色されましたが、全体的にみると色の違いが判ります。

着色剤の色が薄いようです。

凹部の汚れも取り切れてなかったようです。

色味は既製品なのでこれ以上を望む場合は、メーカー相談となります。

次の写真は庇上部です。

凸部色落ち、凹部汚れとガビの付着が見られます。

凹部を除菌洗浄剤とブラシで洗浄の上に、補修材を吹き付けました。

凹部の汚れ、カビが落ち、凸部の色落ち部にも着色されました。

除菌洗浄剤は次亜塩酸ナトリュームがカビ取りの主材料です。

漂白剤でもありますが色落ちがないことの確認はしているそうです。

気になるところの補修を簡便に行うには良い材料だと感じました。

全体の壁改修には、シラスカラーというものがありシリカを主原料とした通気性のある塗材のようです。撥水効果もあるため雨濡れの色変も出ないようです。

リシンかき落としの改修材として使用した実績もあるようです。

経年に対応した材料があるのはとてもありがたいことです。

 

 

 

 

 

門型フレーム

木造在来工法は平面の上で耐力壁をバランスよく配置しながら設計していきます。

平面の上の一方向にどうしても、耐力壁が設けられないときに使える構造に門型フレームがあります。門型フレームは基礎と柱、柱と梁を剛接合した工法で構造耐力上必要な軸組みとなるような門型フレームの柱、梁、接合方法が計算されます。

 

住まいの奥の旗竿地をクライアントが新築し、現在の住まいを娘家族が住むという計画で門型フレームを採用しました。

間口3.55m、奥行き10.9mのカーポート(黄色部)が門型フレームとなっています。

構造的にバランスをとるため独立させた設計となっております。

 

使用した工法は、ホームコネクターという金物と接着剤併用のものです。

柱は120×150、梁は120×210の米松集成材で大きなもの(高額)ではありません。

ホームコネクター工法にかかる費用は、金物、接着剤費用、研修費用を含めても20万ほどでした。

基礎と柱の接合金物です。

金物につながる細い金属筒より接着剤が流し込まれます。

研修費用は次回からの採用では不要となるためより安価に提供ができます。

 

 

 

 

十里木アトリエのモミの木

富士山の見える十里木高原に山小屋を建てたのが10年前、2本のモミの木の下のアトリエは5年になります。

気になっていたモミの木の日の当たらない場所の枯れ枝が冠雪害になる前に、知り合いの庭師さんに枝払いをお願いしてさっぱりしました。

枝のロープでの受取、養生、片付、薪用の切断は私の担当です。

葉が枝に吸盤のようについていること、葉の先端が2つに割れていることで2本ともモミの木であることの確認ができたこと、葉の付き方が違うことも判りました。

主幹の先端はクリスマスツリーです。
根が出てクリスマスに使えると良いのですが・・・

楽しい枝払いの2日間でした。

 

 

 

便器改修で思うこと

我が家のLIXIL便器サティスのシャワートイレ機能が動かなくなった。

表示ランプの点滅で故障を知らせてくれる仕組みのようだ。

検索をかけると着座センサーの故障と思われる。

5年目でリモコンが故障し買換、10年目でポンプ機能の調子が悪くなり、修理の際に次は寿命ですと言われた記憶もあり、機能部(上部ユニット)の取替を行うこととした。

取替は給水パイプを既存の機能部より取外し新しい機能部にパイプを取付るだけ。

設置も穴に機能部を落とし込むだけであっけないもの。

パイプもソケット式のようなのでワンタッチのよう。

そして見栄えはというと、多少大きめ、タンク部が盛り上がり、リモコンのセンス悪。

サティスのデザインが好きで購入したものの、取替部品のセンスの無さにはガッカリ。

改修しながらもデザイン性を保てるようにしてもらいたい。

取替が簡単ならDIYが出来るような説明書を検索できるようにしてもらいたい。

熟練技術者がいなくても修理が出来るような製品づくりの流れを感じている。

新製品合戦と取替では消費者の懐が寂しくなるばかり。

DIYが出来る環境づくり、質の良いものを大切に使い続けることが出来るものづくりであって欲しい。

 

 

 

シーリング材の保管

月1~2回程度の山小屋生活は建物の見回りから始まります。

建物に問題が生じてないかを確認し、枯れ枝を払い、春夏は雑草の刈り取り、除草の段取りを立てます。秋は枝払いをします。

工具一式、脚立、高枝切挟み、下草刈り機などは常に使える状態です。

点検のために脚立で屋根に登れる設計です。

トップライト清掃には便利です。花粉の清掃は必ず年1回あります。

ホームセンターまで車で片道1時間ほどなので、メンテナンス材料も常にあると便利です。

使用後のシーリング材口は密閉性の高いアルミテープ(アルミホイル)で塞ぎ、ノズルを綺麗に掃除しておくと材料の硬化もなく次の使用時のストレスがありません。

コメの値上がりが大きく取り上げられていますが、建築材料も値を上げています。

ホームセンターのシーリング材も安値のもので、1年前変成シリコーン300円程度が600円となり、シリコーンは400円が800円と倍の金額です。

ネット価格を確認して配送料も加えるとほぼ変わりませんので購入しましたが、
少量利用のDIY等に、この保存方法が役に立てればと思います。

 

 

 

 

楽しさいっぱいの子供部屋改修

設計した住宅の子供室を客室に改修しました
ここから巣立った子供たち家族が集う場所です

住まいを楽しむということは私どものモットーです
設計して17年経ち、家族の形態が変わる中で住まいを楽しく住み継いでいただけること、そこでお手伝いが出来ることにとても感謝しております

子供たちの「遊び場」と客室となる「たまり場」、来客用納戸の「秘密の部屋」を設けました。

「遊び場」は既存のクローゼット、ロフト、のぼり棒を生かしたもので、ロフト部は手摺を枝に見立てた「鳥の巣」、クローゼットは扉2枚を生かした「うろ」、のぼり棒は豆の木で天井にはクロスで葉をかたどりました。

「鳥の巣」が大きな木の見立てのため、そこには森が広がり、岩山もあります。

森は塗装した合板、クロスでの表現。岩山でのボルダリング遊びができるようにしました。

「たまり場」は既存利用の本棚を絵本やおもちゃでいっぱいにし、床暖房のある畳の上で思い思いに遊べればと考えました。

ロールスクリーンで囲い森の中に居るような個室となりました。