十里木の山小屋の館銘板は、新築端材の杉板の上に文字を工作用陶土でつくり貼りつけていたのですが、経年の水分で柔らかくなり台風で一部が剥がれ落ちてしまいました。着色塗装で防水処理をしたのですが、工作用陶土では長持ちはしないようです。
文字の修理ですが、以前木片にハンダゴテで文字を書いたことがあったので挑戦しましたが、水分がまだ残る材料なので、くぼんだような焼き文字はなかなか出来ません。
文字を彫ることに挑戦しましたが、製作途中のようです。
文字の色付けでは面白さが無いような気がします。
丁度庭木で若葉のつかない枯れ枝を発見しそれで埋めてみることにしました。
もともと、工作用陶土の文字は木の枝の代わりでした。
思うような出来上がりです。
住まいの庭木をつかい、彫って埋め込んだことで素材と手間という奥行がでました。
後は枝を防水処理し貼りつけます。