TAMの家づくり

住まいづくりを楽しむ、住まいを楽しむ

見かけは多少悪くても綺麗です

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29日屋根板金の確認のため板金屋さんの作業日に併せて十里木に行ってきました。
今回は建具屋さんとの打合せ、外壁の防水廻りの確認と外部塗装作業です。

屋根の板金葺きは竪平葺、シンプルな形状の昔からある葺き方です。
バゼ締め式と言って現場で締め付けて折り曲げます。
少ない経験のなかでも現在は嵌合葺きが主流のようです。嵌合といって加工されたものを嵌め合わせる葺き方です。
職人さんに聞くと「バチバチと留めていくだけ」とのことで腕の見せ場が無いとも、簡単でいいとも取れる言い方をします。

竪平葺きはやったことないので材料屋さんで加工を確認してみてとの事なので、連絡先を聞き確認。加工を出しているメーカーのカタログにあればいいよとのことで、調べるとそこにあって無事解決。

設計の厚さは0.35mmでしたが、0.5mmでも金額変わらないよとのことで、板金屋さんの了解を受け厚板に変更。

厚くなり丈夫で長持ちしめしめも、

折り曲げ作業で大変。厚くて綺麗にはならないよとのこと。
嵌合葺きで綺麗なのを見慣れた職人さんには折り曲げでうまくいかないところが残念のようです。

手間もかかり板金屋さんも大変でしたが、外界より気温が大分低く良かったとのことです。

住いづくりをしていて、手の跡が残ることが綺麗だと思うことが一般的でないようになってきています。
しかし、住いはそれぞれ個性をもつ人の建物です。大いに手の跡を皆でつくろうと思います。