TAMの家づくり

住まいづくりを楽しむ、住まいを楽しむ

地元の人しかわからないこと

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9月4日。
昨年、この「OUR CABIN OUR DIY」を思い立ち、現地を久々に訪れたのが9月13日。
工事が始まったのが5月16日。
計画を初めて1年、工事が始まり4ヶ月。
雨の多さ、別荘地での工事日、時間の制約と特殊な事情がありましたが、
10坪に満たない建物でも沢山の日数がかかりました。

最後の、給排水工事も終了しました。
工事中も悩まされていた建物周囲のぬかるみ。
基礎工事の整地の時は気にならなかったのですが、工事が進むにつれ、雨たまりが顕著になってきました。

もう一度整地をしようか、お金がかかるなと思っていた時に設備工事の杉山さんが穴掘りに重機を入れていました。
土の移動だけ頼もうかと相談したところ、臨時に近くの友人に依頼しているとのこと。
その日の夕方に会うことが出来ました。

相談すると富士山の噴石(スコリア)を購入してくれることに。それが水はけが良く、経済的だろうとのことで即決。富士山に登れば一度は踏みしめた土です。ここでも地盤面下75cmの地中にあります。

本日が工事日。
水道の杉山さんも完了の説明に来てくれました。
本日の私どもの作業は、
大きな噴石や玄関前に敷いていた角材で敷石の土留には突然の仕事。
裾野市役所に工事完了の届出。
用意していた備品の取付。

建物へのアプローチを踏みしめると富士山に登った記憶が蘇ります。
家族全員が一度は登っているので何も言わなくても思い出すことでしょう。

富士山の麓にあっても堆積土だけで、大きな溶岩しか目につかず、
手に入るとは思いもよりませんでした。
地面を掘った時に出るだけだそうです。
地元で工事をする人しか何処で手に入るかわかりません。

どうにか完成が見えて来ました。