日常道具について思うこと2

前回お気に入りの砥部焼の茶飲みの紹介をしました。
その中で、砥部焼のデザインがダンスクに似ていて好きだということをお話しましたが、
この茶飲みにテーマが似ているマグカップが愛用品であるので紹介します。
クライアントさんからの25年ほど前のいただきものです。
aplicoというフランスのメーカー品です。
肉厚の白磁、中が丸で外が角、寸胴、口元に丸みがあり、シンプルなデザインです。
ここで面白いことがあります。
砥部焼が8角形で「末広がり」の縁起もの、
aplicoは12角形で「12神」「12使徒」につながります。
デザインの奥行きを感じます。
今あらためて私どもの好みをズバリ当ててしまうクライアントさんに感謝します。