TAMの家づくり

住まいづくりを楽しむ、住まいを楽しむ

Mさんの小屋づくり、薪ストーブ設置工事

いよいよ薪ストーブ設置工事です。

工事は日本暖炉篠﨑さんです。

私どもとはメール、LINEのやり取りで、Mさんがストーブの実物確認でお会いしただけです。

積雪に安全な煙突の相談や見積調整など丁寧にお答えいただき、本来ならお会いした方が良いのですが、低予算の山小屋なので、信頼してのお願いです。
施工では隠れる部分は写真をお送りくださいとお話しておりました。

当日早速レンガの張り方向の連絡が入りました。

お送りした図面には描いてあるのですが、確認してないようです。

LINEの写真添付だったので確認は便利です。

煙突上部取付写真です。

チムニー上部防水紙が煙突近くまであるので切り取りたいとの相談を受け、

防水紙端部処理を現場にお願いし、内壁との隙間埋めも写真をみてお願いしました。

外部煙突、部材はステンレスのまま、内部はステンレス黒塗装です。

屋根板金がシルバーなので違和感もなく、安価となります。

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チムニーカバーの結露防止のロックウールを取り付けたところです。

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チムニーカバーを取り付けたところです。

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外部の完成です。

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内部煙突の取付写真が送られてきました。

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内部煙突全体写真です。

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ストーブ設置です。床回りはシーリングDIYを行ってもらうので、養生板を挟んでもらっております。

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建物が完成し、設計・施主検査に合わせてストーブの取説をお願いしました。

見積、施工、完了と今回のストーブ工事はとてもスマートに出来ました。

感謝です。

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十里木アトリエ、上棟です。

夏の暑さに続き、長雨です。

山の天気は気まぐれですが、予報を頼りに足場架けを行いました。

外部の塗装工事は自分たちで行うので足場架も施工参加です。

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日を改めての吉日上棟です。

上棟日といえど朝から母屋の洗い作業です。

屋根は2回目の掃除ですが、2年も経てば汚れ放題です。トップライトもあるので気になります。

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屋根から進行具合を見ます。

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今回も、構造表しのため手刻みで加工をお願いしました。

手刻みですと材料の吟味と配置場所、現し面の場所、金物の見せない工夫など大工さんと存分に相談できます。

外壁は今回初めての洗いとなります。

高圧洗浄機を使用しますので多少木は傷みますが、杉の貫材なので気にせず実行です。

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足場架け作業も覚えましたので、足場柱を浮かせての清掃も簡単です。

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今回お世話になるのは、棟梁の杉山さん、大工の星野さん、電気の杉山さん、板金の渡辺さんです。

地元の方々です。

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作業も進みます。

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地元のお弁当配達も予定通り到着。

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土台の防蟻処理は私どもの作業となります。

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最後に簡単な上棟式

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祝い酒は地元のお酒です。
いつも酒造メーカーよりの取寄せですが、今回は地元スーパーで買いました。

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手づくりご祝儀袋です。

渡し間違いのないように工夫しました。

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明日から雨予想なので、すっぽりブルーシートで囲い終了です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十里木アトリエ、整地作業の一日

鳶立道さんから新築現場の基礎工事で造成土のザルボウが3~4台分でるので必要か?との連絡が入りました。

以前いただいた山積となった3立米をこつこつとBBQ炉廻りに移動していましたが、3~4台いただけるとなると重機出動と整地お願いに切り替えです。

重機があれば、増築テラス下になるコナラの切り株撤去と増築部で出た溶岩の移動も一日で出来るかと思い合わせてお願いしました。

工事日前日の連絡でしたが、お手伝いもしたいので、前日夜より山小屋に入り、工事が始まる前に気になる軒裏のアシナガバチの巣の駆除を行いました。

駆除スプレー、防虫顔ガードで準備万端も巣はもぬけの殻でした。

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天気予報は15時より雨、山の天気なのでどこまで出来るか。
ザルボウはすでに搬入済みです。

8時半より作業開始、まずはコナラの切り株撤去です。

伐採時に抜根は両隣の大きなモミの木の根を痛めてしまうのではないかと思い躊躇しましたが、急遽予定変更です。

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廻りを重機で堀り、根切を行い、ぐらついたところで吊り上げ埋戻し転圧です。

ザルボウ敷ですがアプローチからBBQ炉廻り、増築アトリエまでの通路と山小屋テラス、アトリエテラス下になる箇所です。

敷いても草木は生えてきますが草取りは大分楽になります。

プレートをお借りして地面の締固めです。初作業です。

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用意した休憩時の雨除け(写真壁の白の防炎シート、普段は雨戸代わりです)は必要なさそうです。

溶岩土留めはアプローチ箇所につかいました。

基礎根切から出た数個を予定していましたが、足りないので整地で必要なくなったものを移動してもらいました。

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10時頃の休憩をはさみ(丁度大工の杉山さんが通りかかり、間柱、垂木の材料が程度が悪いという話で15時以降に見に行く約束をし)12時半には作業終了。

雨に合わず幸いでした。

さて、大工さんとの打合せですが、材料の程度は気になるほどでなく、使いまわしや設置向きで工夫してもらい、ひどいものは材料屋さんに送り返してもらいます。

今回手刻みのため、山小屋と同じように梁つなぎを堀込みボルト締めで金物が見えない締め付けとしてもらいます。

図面では何気なく金物を描いてしまいますが、見え方や生活を考えるとディテールはとても大切です。

つくり手と共にする作業や大工さんの手刻み、ディテールの話など現場での手づくり作業に魅力と満足を感じます。

「建築吉日」の上棟日が決まりいよいよ楽しみで一杯です。

 

 

 

 



 

 

 

 

Mさんの小屋づくり、DIY

MさんのDIY塗装工事とシーリング工事です。

初めてのDIYなのでヘルメットと安全帯のお話はしましたが、

現場が十分な巾の足場板をつくってくれたので、初めてのDIYですがひとまずは安心です。

初めてということで、必要な材料と数量はリストアップし道具の写真などもお見せしました。

また、塗料は私どものお付き合いのある商社をご紹介しました。

軒裏塗装、破風塗装、外壁で隠れてしまう部分のシーリングと進み、窓廻りのシーリングではご一緒することにしました。

バックアップ材で適正なシーリング厚とすること、養生テープで綺麗な仕上がりとすること、綺麗にするにはテープについたシーリングをへらで削ること、テープを剥がすタイミングなど、DIYの動画を見て下さいと言ったのですが、状況が違うのでまず一つを一緒にやればと思いました。

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次回は監修なしです。

内部現し木部に黒カビが見られたので、昼食ついでにカビ取り用のピューラックスを購入してもらい除去しました。

ストーブでしっかり乾燥すれば完全に死滅しますが、それまでは様子見です。

DIYも黒カビ対処も住まいと長く付き合うためには役立ちます。

住まいづくりが少しでも楽しめればと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Mさんの小屋づくり、オンライン監理

住宅の現場監理は大体30回程度となっております。

今回は建築費用を抑えての小屋づくりで、交通費も金額負担となるため監理も要所を決めて10回程度としましたが、なかなかすべてが見られるわけではありません。

役立っているのは、建主、現場監督、職人さんがLINEアプリを入れていることです。

現場監督が現場にいるときにはLINEで進行具合を聞きながら、その状態で気になる部分の写真を送ってもらい、状況をみて指示をだしています。

小さな現場ですが、大体30分程度数十枚の写真を撮ってもらっております。

お互いの質問等ができて上手くいっているように感じます。

建主の入ったグループは、進行具合や修正、変更など主に設計、建主のやり取りで現場監督が確認するというもの、建主DIYも調整します。薪ストーブ屋さんも入ってもらっております。今回、煙道の煙突サポートなど具体的な内容は、今までより以上に作業の理解が出来ております。

職人さんの入ったグループは、設計と職人のやり取りで現場監督が確認します。

施工で重要な箇所は現場監督と職人さんに指示をだしたり、簡単な質問にお答えしております。

ネットの充実でお互いに簡単に確認、やり取りが出来るようになっております。

現場監理は重要な箇所を漏らさずに確認、記録できます。

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Mさんの小屋づくり、上棟です。

Mさんの小屋づくりもいよいよ上棟です。

ウッドショックで都内では材料がまとまらず上棟の日程がつかないとか、工事契約の木工事材料は金額未定記入と伺っております。

小規模でもありまた、施工者縁者に材木店があることでここでは問題はありません。

梅雨入り後の上棟のため生憎と雨予想です。

雨の場合の日程調整はあるのかとの問い合わせでは、無との回答です。

当日の現場では足場を骨組みとして大きなブルーシートですっぽりと囲まれており作業性は良好です。

このまま耐久性を改善していけば、天候に左右されずに作業は進んでいけます。

3時の休憩時に建主とともに、ここまで無事に工事が出来たこと、これからの工事の安全をお願いし、簡単な上棟式を行いました。

 

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材料搬入も工夫しています。

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屋根、外周の作業が出来るように工夫しています。

屋根板約9mは屋根下がり部より引き上げられます。

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基礎、土台の雨濡れはありません。素晴らしいです。

 

 

住まいづくりの楽しさ

十里木アトリエの基礎工事です。

今回はフル装備でのお手伝い。

基礎の立道さんもご家族での作業です。

こちらは楽しく作業させていただきました。

軽作業しか出来ませんが少しはお役にたてたものと思います。

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採れたてのタケノコもいただきました。

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富士山周辺の造成地は表層にザルボウという土を敷き、締固めを行うようです。

これから取り掛かる現場のザルボが出るので、埋戻しついでに地盤の緩い敷地箇所に入れてもらえることになりました。バックホー移動ついでに現場から実物を持ってきて見せてくれました。

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ザルボウでの検索にはあまりかかりませんので俗称かと思います。

火山性岩石が分解した土のようです。

手触りは細かなスコリアのようです。