TAMの家づくり

住まいづくりを楽しむ、住まいを楽しむ

2007-01-01から1年間の記事一覧

作品紹介・土間

欅普請の生家の柱、梁、床板などを再生利用した住宅です。 玄関ホールは日常のくつろぎの間です。ここに欅の大黒柱、通し柱、梁の架構を造り、生家の思いを一杯残しながらもクライアント夫妻のイメージするモダンな空間としました。照明器具もモダンイメージ…

作品紹介・和室

欅普請の生家の柱、梁、床板などを再生利用した住宅の和室です。和室の柱及び書院窓は再生もので出来るように昔の間取りを移したかたちとしてします。ハレの間の緊張感のあるきちっとした納まりは職人さん達の技術のおかげです。移設変木の床柱や欅柱が強い…

家のメンテナンス

出来るだけ自分でメンテナンス出来るようにと考えた。構造も設備も単純にしたため、範囲外のことも直ぐに対応できると思う。仕上もメンテナンスしながら住むと考えると木や左官材となった。共に生きもののようで、手入れしないと傷んでしまう。そのかわり手…

シナの木

家をつくるならシナで内装と考えていた。シナは癖がなく柔らかさ、温かさがある。経済的な材料であり国産材もあるという認識だった。壁、天井、家具、建具でをシナ合板を利用した。合板は北海道の津別というところで北海道のシナでつくったらしい。英名はjap…

TAMの家づくり

TAMの自宅兼オフィスの家づくりがようやくおわりおおよそ1ヶ月が過ぎた。快適な生活を送るとともに生活スタイルも変化しつつある。家をつくり生活スタイルが充実したというクライアントの話を実感している。これからこの工事で考えたこと等を書いていこうと…

家づくりの楽しみ

クライアント、現場監督、大工さん、また多くの職人さんと手がけた家が完成のクライマックスを向かえている。外構や造園(ご趣味以上)を施工され、毎日のように顔を出されるクライアントも職人さんたちもより良いものを造りり上げる楽しさに包まれている。…

家を住み継ぐ

21年前に設計を担当した家のクライアントが南の土地が売りに出されたのを機会に娘家族に現在の家を託し、小さなご夫妻の家を計画された。現在の家には大変な思い入れがあり、建てられてから5年ごとの維持監理を私どもとしっかりおこなってきた。その間、浴室…