TAMの家づくり

住まいづくりを楽しむ、住まいを楽しむ

クマガヤモリカズ美術館を見て思ったこと

芸術作家の娘さんがつくったお父上の美術館。
お父上の作品にも自身のものにも家族が多く描かれ、家族のつながりが強かったことが伺われます。

館長としてご自身の作品でおもてなしをする。

つくった建物は低予算のデイテールにクライアントの潔さがうかがえるものです。

ここにあるすべてが、お父上の作品だけでなく家族や思いを感じさせてくれます。
区に移管されてもそれが引き継がれていることをそこかしこに感じました。

住まいをつくるときクライアントとの親和性がとても大切なことと感じております。

色々とお話したり、DIYをお勧めしたり。
そんなものづくりの見本を見させていただきました。

隠ぺい配管のエアコンの取替

改修前*新設17年、修理履歴:フラップ破損交換(購入取替)、ドレインパンのオーバーフロー(修理依頼及びDIY

改修後

 

我が家の仕事場のエアコンが残暑の残る時期に故障してしまいました。

5台のエアコンがあるのですが、すべてが15年以上のもので、そろそろ取替を考える時期でした。

配管は30年程度の耐久性があり機器は10年程度なので、隠ぺい配管では15年が改修のタイミングです。

今年は、東京都のゼロエミポイントがあり、エアコン1台につき最大8万の補助が付きます。

機種は費用対効果よりダイキンの標準機種Eシリーズと決めておりました。

室内機内の冷却部に冷房停止後も送風することで、乾燥させカビの発生を防ぐ機能のある最もシンプルな機器です。

この場合、2.2KWが2万/台、2.8KWが3万/台の補助となります。

最大の8万の補助の出る機種は多機能で大変高額です。

見積り依頼は、ゼロエミポイントの申請のある工事店と家電店とで考えましたが、家電店はEシリーズの取り扱いがありません。

したがって、工事店一択となりましたが、取引のある通販店(ゼロエミポイントなし)での購入見積もりを取りましたが、ゼロエミポイントがある分、工事店が安価でした。

工事金額も、作業性を考えると妥当かと考え依頼することとなりました。

LINEでのやり取りが出来、即答で返事が返るのも良いところと考えます。

工事では、ドレイン配管内の汚れを落としたいと考えており工事店に相談したのですが、つまり解消工事はあるが、隠ぺいでの経験はないとのことで、配管は塩化ビニル管で設計しているので、家庭用配管洗浄剤でのDIY洗浄をさせてもらいました。

ドレイン管に調理用ロートを固定し、洗浄剤入れ約15分(説明書)

たっぷりの水をジョウロで注水

汚れが外に排出されました

 

住まいの改修ではより住みやすく、快適に、美しく納まるように考えていくことが大切です。

住まいの経年が改修でより良いかたちになればと考えます。

猛暑と住まい

ここ練馬区では、35℃を超える猛暑が続いています。

熱中症にならないように、エアコンをつけお過ごしください。

十年前は、「夏は風を通し涼みましょう」と言っており、都内のクライアントさんも「そうですね」とまた「扇風機だけで過ごせますね」と言っていましたが、今ではそうも言えない状況です。

そこで、猛暑についてこれからのお住いの設計やお役に立てそうなお話をします。

私どもで設計した築19年の我が家のお話しです。

我が家の間取りとともにご覧ください。

1.外部仕様

我が家の外壁はそとん壁といい多孔質のシラスの塗壁です。猛暑でも外気温と同じ温度のため下地部の蓄熱もさほどない断熱性の高さを感じます。

屋根はガルバリューム鋼板のシルバー色です。高い熱反射性があります。

蓄熱性があるので、屋根断熱、断熱裏打ち材や遮熱(断熱)シート張りも良いかと思います。

雨音の低減にもなります。

高性能の窓でも外壁に比べてはるかに断熱性に劣ります。

新築時、我が家の南側は700坪くらいの大きな駐車場でした。建蔽、容積が50/100のため、前面に家が建つと南面はほぼ日影となり、眺望もありません。

必要な窓だけを小さく配置ました。

築15年ほどてして分譲地となり住宅が建ちました。

2.日陰

炎天下の車には、車を冷やしてからでないとなかなか乗れません。

また、車の電子部品にも悪い影響を与えるようです。(炎天下に2時間ほど置いただけでシートベルトサインの不具合がおこりました。車が冷えると同時に直りました)

我が家の駐車場は建物と木の陰となり車が外気温程熱くなることはありません。

また、洗濯物を外に干す際に、日差しを受けると暑くて出入りが嫌になります。

我が家の物干し場は東向きで、出入り口が建物の陰となるため暑さの干渉地帯ができて物干しが幾分か楽に感じます。

3.木陰

練馬区で開発行為を行うときには、緑化が必要になります。

我が家の西側は400坪ほどの生産緑地で、キャベツやトウモロコシを栽培しておりました。窓越しに購入する楽しみもありました。

7年前に4階建ての1階が介護施の共同住宅となりました。

私ども側が3階を超える建物の出来ない、一低層のため、建物は20m程離れ住まいの前が緑地化の計画となり、私どもの2階のリビング窓の目隠しになるシマトネリコを私どもが植え、管理するということとなりました。

緑は木陰をつくるだけでなく、見て楽しみ、植物の蒸散による冷却で窓廻りを冷やしてくれます。

4.窓シャッター

我が家は2階リビングです。

1階は寝室となり、防犯、夜間通風などを考え堅牢な窓シャッターをつけました。

最近では真夏の西日除けとして活躍しています。

5.木製ブラインド

朝日や夕日はかなりの熱を持っています。

夜は東側のブラインドを閉じ、昼には西側のブラインドを閉じます。

6.日除

トップライトで明るい洗面所は寝起きの体にエネルギーを与えてくれます。

北側斜線で手の届くところに天井があるため、安価な簾を加工し日除けとしております。

庇は大切な日除けです、境界までの距離が少なくあまり出せませんが、20~30cm程でも十分な日除けとなります。(重力換気写真参照)

 

7.重力換気

今年は7月の梅雨の時期に夏季休業としました。

長期留守としたため猛暑の影響で室内は蓄熱されていたため、エアコン、扇風機とともに下階より2階の高窓への重力換気を行いました。

多少の熱気の抜けを感じることができます。

高窓のあるロフトの換気のため下でチエーン操作が出来るようにしています。

開閉の確認は窓を開けて直接見るか、チェーンの印で判断します。

以前、アパート住まいでロフト階に衣類を吊るしておいて(寝室でした)シルクの衣類にシミが出来てしましました。留守中の温度が高温になったからと思います。

8.全館空調
30坪ほどの住まいで1階仕事場(祖母室は現在打合せ室)、1,2階住まいとしています。

ドアのほとんどない住まいです。

猛暑日は1階仕事室と2階リビングのエアコンをつけ、洗面、トイレなど隅々に冷気がいきわたるように扇風機で送風をしています。

冷気が室内にいきわたると身動きがとても楽です。

これは、床暖房の際にも感じることです。

今回ホームページの「住まいづくりの考え方」を修正しました。

高断熱、高気密、全館空調など猛暑対策、快適な住まいとして言われますが、

やはり住まう人の生活スタイルや住まいの建つ環境をよく考え、相談していくことが大事だと感じております。

ハンモックを楽しもう

35度を超える暑い夏は続きます。

ここ十里木は、標高が1000m程のため、おおむね気温は30℃を超えません。

夜間は20℃を下回ることもあります。

屋外にハンモックを吊るし、心地よい浮遊感の中で鳥やセミの声を聴き、木漏れ日を受け、雲の動きを追い、風を感じることはとても楽しいい時間です。

寒さは早めに来ますが、屋内でストーブに温まりながらの一時も楽しい時間です。

スリングベルトで木の間に吊るせば、自然と一体になったようです。

山小屋づくり現場調査の簡易道具

小規模な山小屋を分離発注とDIYで、低予算で建てようという提案を行っています。

私どもの富士山麓十里木の山小屋をモデルとしています。

これまでに日光で実現しています。

山小屋ですからそのほとんどは敷地からの計画です。

希望の土地が見つかると、こちらは地盤状況、インフラ、工事作業性、負担金、補助金などを調べ、地域性、都市計画による内容を含め建物予算外にかかる総費用概算を提供します。

購入の最終判断は同行しての現場調査でということもあります。

低予算での計画のため、そこで出来ることはやっておこうと考えての現場調査の簡易道具の出番となります。

15坪程度の計画なので、景色、立木、インフラ接続など考慮して場所決めを行い、そこにビニールテープで縄張りを行います。

そこで簡易道具を使います。

1.2m程の角材に10cm毎の目盛りが入っています。

まずは、縄張り4隅にハンマーで角材を打ち込み表層土の深さ、支持地盤の固さの程度を調べます。

そして、写真のように地面に水平におき、おおよその傾斜を調べます。

ちょっとしたことですが、予算組により役立ちます。

 

 

 

 

オーブンレンジ取替狂騒曲

設備取替にも希望があります。

取替一つでも生活が楽しくなるものが、より経済的に手に入ればと考えます。

ちょっと複雑な購入システムのため、取替に大分日数がかかりました。

その顛末です。

 

私どもの打合せ記録、工事監理記録風に書きます。

 

1日目 突然電子レンジが温められなくなった

取扱いQ&Aとググリでコンセントの抜き差しをしても改善なし

使用18年のため修理より安全で取替と考え、パートナーと機種選定

コンロ、オーブンレンジは白色希望のためR社の1択で決定

コンロはR社の工事費込みネット販売品、オーブンレンジは流通品だが、とりあえず、ガス機器施工店でメンテを行い毎回ガス展の案内をくれるライフバルに見積相談、ネット販売も取れるとの回答あり

仕事場打合せ室にある電子レンジを暫定使用

2日目 ライフバルよりネット販売品は取れないとの連絡あり

オーブンレンジの取替工事見積依頼

R社にガスコンロ取替工事とオーブンレンジ取替工事希望をネットで申込み、コンロ代金をクレジット支払い

5日目 R社の現地調査日程の連絡あり

18日目 最短日での現地調査

23日目 R社見積着、オーブンレンジの取替工事金額がライフバルより2万高

24日目 R社にコンロのみの工事で依頼、コンロ接続部品4千の見積追加通知あり

追加工事の理由を電話で質問、2業者が来ることの不便さを説明

商品だけの販売も可能との提案受

商品購入のフォーマットアドレスが送られてくる

25日目 金額を確認と購入確認事項(転売禁止等)を送信

ライフバルにコンロ支給+オーブンレンジ取替工事見積依頼、見積受

26日目 R社にコンロのみ購入申込

ライブバルにコンロ支給+オーブンレンジ取替工事依頼

30日目 コンロ到着

34日目 コンロ、オーブンレンジ工事完了

 

ネットによる工事費込の取替工事見積(依頼)の業態があります。

既存機器品番、周辺状況などを詳しく写真で送るシステムとなっています。

今回も、そのシステムでしたが商品がネット限定商品であったためとシステム上

商品販売は無しのためこれほどの日数がかかってしましました。

R社の電話はすぐにつながり、クレジット決済も商品発送時であったためストレスは少な目でした。

経済性は税込み3.5万ほど安価となりました。

 

商品は共に18年前の機種の後継品と思われます。

より良くなった点は、

コンロについては、

すべてのバーナーにセンサーがついて、センサーにより指定温度に自動調節

すべてのバーナーにタイマー設定

バーナーダイヤルが段階的に作動、調節が判りやすい

ダイヤルが納まつている時が消火時で分かりやすい

ダイヤルにチャイルドロックがついている

グリルの部品が清掃しやすくなった

グリルの温度設定に中が増えた

天面のバーナー開口部がシンプルとなり清掃性が良くなっている

コンロ背後の排気口の穴が小さくなって、ゴミが落ちにくくなっている

レンジオーブンについては、

レンジ500Wが600Wとなった

電源が使い終わるとOFFになる

時計がなくなった

旧品は扉の締まりが強く、5年ほどで扉が割れて取り替えました、改善はなさそうです

共通は、

白色が今はやりのクールホワイト(角度のよリグレーぽく見える)

スタンダードの白が好きです

 

コンロとオーブンレンジの安全性が増しストレスが減ることが今回の最大の成果です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木製ベンチのDIY修理


購入後18年越えの木製ベンチ、バルコニーの庇下に置いていますが風雨時には雨がかりとなります。

見かけは問題なかったのですが、座面框部の堀込部が多少腐朽してきました。

そこで、DIY修理をしました。

リフォーム工事では、板ものの設計見積の参考として四国にあるネット販売の業者金額を参考にしています。

今回の修理に材料を取り寄せてみました。

既存の材料はアカシアです。さほど耐久性はありません。

この業者さんはミリ単位の大きさ指定と様々な加工をしてくれます。

50cm程の小材のため、耐久性のあるチークの無垢材でR面取磨き加工をしてもらい、

材料費2,540円、配送料1,320円、合計3,860円(税込)です。

2週間ほどで届きました。

検品をしましたが、良材で加工も指示通りです。

多少の細工を行い框を取り替えて終了です。

築10年の私どもの設計した住まいで、製作キッチンの不具合スライドレールの取替に伺った際に、杉の板が1枚玄関に置いてあり不思議に思ったのですが、樹脂製のふろふた交換に1万以上支払ってまた樹脂製より、木製蓋へとのお考えのようでした。

木張りの浴室のため素敵な考えです。

近くのホームセンターでの試しの購入のようですが板厚がありすぎ重いのが難点です。また金額もそこそこします。どうやらネットで木製ふろふたを探したようですが高額とサイズの問題があったようです。

そこで、この業者を紹介しました。

ふろふたなどは注文時に指示するだけの素敵なDIYです。

生活する中でより楽しく暮らしていただきたいと考えます。

PS

浴室の木材はカビ易いので設計では木製ふろおけ屋さんからお聞きした浸透性木材保護剤(木肌一番)を使用しております。石油系なので好き嫌いはあります。

DIYでは割高になりますが小分け販売の業者もいます。

塗料の仕様マニュアルから必要量を考えて下さい。