TAMの家づくり

住まいづくりを楽しむ、住まいを楽しむ

食洗機ガゴの車輪の破損

我が家のフロントオープンの食洗機のカゴは引出し式になっていて、ガゴには車輪がついています。
車輪は車輪、軸共に樹脂製でカゴの網にはめ込んでいます。

時々取れてしまうのでよく見ると、軸の車輪をはめ込む部分が欠けていて、外れてしまったようです。よく見ると1か所でなく数か所の軸部が欠けています。
車輪は車軸に押し込むかたちになったいるため、食洗機での使用では大丈夫かなと思うほどの内容のものです。
はめ込み式のため部品交換ができるかと思い確認したところ交換部品はあるようです。

部品販売もあるメーカーなので、品番を入れて部品を探したのですが見当たりません。
部品のあるページは過去のもので現在のページには紐づけされていないようです。
問い合わせてみると現在車輪の部品販売はなく、1万円以上するカゴでの交換になるようです。
カゴを購入し車輪が壊れたらの問いには、修理依頼との回答です。

車輪は以前のものは廃番となり、破損したら修理の必要な車輪となったようです。

建築の金物などの製品には数十万回など、数十年にわたる動作検証がされています。

この製品が食洗器の寿命10年に耐えられるものとはとても思えません。

製品の寿命は部品までと考えてつくってほしいものです。
DIYで修理しました。



 

 

宮脇檀の出石

故宮脇檀は私どもの働いていた事務所の所長であり設計の先生でもあります。
姫路市にある宮脇先生の書写の里・美術工芸館が3月一杯で閉館することになり、
姫路と宮脇先生の作品が多く残る出石に行ってきました。

書写の里はブログに書きましたが今回は出石です。

静思堂「斎藤隆夫記念館」

宮脇先生が評論家草柳太蔵さんの紹介で、軍国化が進む中、国会で反戦を直言した斎藤隆夫を顕彰し地元出石に設計しました。

教鞭をとった大学のゼミでの日本の集落のデザインサーベイとこのころから始まった環境をつくる住宅団地の設計と「風土+建物」のテーマがつながっていく流れの偶然の面白さを感じます。このころまとめた書籍「住宅設計のノウハウ」は環境から始まります。
お堀と長屋門をもち、風景との調和がテーマの住まい「中山邸」の設計もこのころです。(竣工は同年)

「静思堂」の設計を隣で見ながら、「中山邸」の実施の手伝いをし、住宅団地の「高幡鹿島台ガーデン54」、「住宅設計のノウハウ」を担当し、「風土+建物」を大いに意識づけられました。

主屋の軸線は向かいの伊福部神社に向かい、斎藤隆夫の思想につながる「大観静思」(静かに思いを巡らせる)の空間を赤壁と木の回廊と主屋で温かく囲んでいます。

赤壁の参考にしたと思われる出石酒蔵

 

伊藤清永記念館

地元出身の洋画家伊藤清永の美術館です。

「静思堂」の7年後の作品です。

私どもが独立した次の年に竣工しました。

写真右隣の「家老屋敷」のスケール感が同じになるように建物を分節しています。屋根に出っ張るハイサイドライト、瓦屋根と金属板腰葺きと腰葺き入口部のむくり破風のデザインはこのころ多く見られます。「書写の里」はこの4年後ですが、腰葺き、むくり破風、ファサードの列柱、曲面ガラスブロックの壁等共通項が数多く見られます。

瓦屋根の棟や妻飾りも好んでデザインしています。

階段のデザインも好きでディテール、素材までスケッチに描き込みます。

底面と壁面が一体の鉄板でつくっています。



「豊岡市出石支所」

「伊藤清永記念館」と正対し城跡場所に小学校を移転しつくられました。地元のシンボルで時を告げる「辰鼓楼」に全面ガラスの市民ホールを向けています。

手渡されるスケッチにはVISTA→という書き込みが必ずあります。

正面は平屋建てのように見えますが、支所の他中庭を挟んで図書館やコミュニティセンターのある複合施設です。

ここでもスケールを抑えるデザインをしています。

 

中庭です。

壁面のバルコニーの庇の曲面と妻飾りの曲面が呼応しています。
壁面内のバランスの良いデザインはとても好きで参考になります。

宮脇先生の元での仕事は7年です。

住宅の設計は、100枚以上の図面を描き、現場に60回以上通いました。
担当者にすべて任されています。不経済で迷惑な話ですが、大いに勉強しました。
現場の回数が多いほど現場監督や職人さんたちに教えられることが多いです。
住宅団地では曲がった道に石を敷き植栽ボックスの立上りにつながるのですが、土木工事にもかかわらず目地を通した詳細図を描きそのまま現場に提出させていただきました。ゼネコンの担当者のおかげでその通りになり感激しました。掲載紙評では土木ではありえないという表現があり、見てくれる人もいるのもうれしい限りです。

勉強は終わり独立です。

風土と住まいの考え、職人さんたちとつくる、こだわりを持ってつくることは私どものテーマとなりました。

宮脇先生ならどうするかという考えは常にあります。

 

住まいの防蟻をDIYでやってみる

私どもの住まいは築19年になろうとしています。
新築時にDIYで行った防蟻は植物油(主にヒバ油)で作ったものを試してみました。
被害の経験もなく、被害の少ない地域で設計していることもあり、自然志向が強かったため自分の住まいだから、床下は収納代わりに利用するのでいつも点検できるという理由からです。

私どもの住まいの防蟻はその後していませんでしたが、DIYで手に入る安価なホウ酸剤を見つけたのでDIYを行いました。

ホウ酸剤は私どもの新築以降に出てきた安全で持続性のある薬剤で、今では長期優良住宅にも使用できるものもあり、新築ではこれをお勧めしています。
DIY剤は認定はないようですが、ホウ酸薬剤と呼べる濃度はあるそうです。

2年前に山小屋の防蟻を行いましたが床下高さが53cmほどだったため容易に木部も防蟻が出来ましたが、今回は35cmです。

使用したものは、ホウ酸薬剤の他マスク、ゴークル、使い捨て防護服、手袋、噴霧器で

1万円程です。

床下配管等がない部分は刷毛塗りで点検を兼ねてできるのですが、配管があると移動が出来ない場所もありました、そこでは噴霧器を使いました。
設計では配管等も設計するわけでですから、点検も考えた配慮が必要だと身をもって考えさせられました。

木材は新築当時のままのようですが、床は微細な埃がいっぱいです。
断熱材はポリエステルです。

北側斜線、天井高、床高等の矩形、給排水、空調、床暖房配管、床暖房を避けた点検口と考えることはいっぱいですが、現場監理で点検しやすい配管指示や設計での点検を考えた十分な検討を考えさせられました。

 

姫路市書写の里美術工芸館の閉館

姫路市書写の里美術工芸館は、私どもが師事した故宮脇檀先生の設計です。
私どもが独立して約6年後、1994年に竣工していますので、築32年です。
宮脇先生は当時58歳、1990年に出石伊藤美術館、1993年に安来和鋼博物館、出石町役場と設計してますので、最も公共建築を精力的に設計されていた時期です。
当時私どもが手掛けた2件の住宅をご挨拶の折に見ていただきました。
丁寧に批評をいただき、新建築の住宅特集を持ってきて、若い設計者がどんどん出てくるからとおっしゃられました。
この時印象に残ったのが喉の不調をお話されたことでした。
診てもらっているとの話もされていました。
この4年後闘病を経て62歳で亡くなられてしまいました。

昨年、担当者の中村君から、今年3月末で閉館になる通知がOBに伝えられました。
関係者の話によると、借地権が切れること、照明設備、空調設備の改修が必要なこととWIKIによれば入場者の低迷が閉館の理由のようです。
伺った日には、工芸家の人たちが展示室の壁面に絵を描かれておりました。

お釈迦様が泥仏、玩具、人々、工芸館を掌の上にのせています。

今回、出石、姫路と歩き今までにこの目で見ていなかった宮脇先生の設計を見てきました。出石の設計もここも近隣を歩き敷地や環境から設計した痕跡を見ることが出来ました、そしてその中に溶け込みながら、宮脇先生の好きな形や色が入り細かなディテールで丁寧につくられていました。
工芸館は展示される工芸・玩具そして姫路市出身・東大寺元別当清水公照の工芸・書画との親和性が外・内部に感じることが出来ました。
私どもが在籍した頃は、コンペが大きな施設設計に触れる機会でした。
このような施設の担当はうらやましい限りです。
印象的な外、内観のスケッチが宮脇先生の机の上にあり、月曜の定例会の折に誰が担当者に指名されるかドキドキし、担当すると細かなディテールのスケッチが出てきてそれを具現化する作業が懐かしく思い出されます。
書写の里美術工芸館の閉館はとても残念です。
閉館前になって来る人が増えているとも聞きました。
インバウンドに人気のある、圓教寺のアプローチのロープウエー駅に近くにあっても看板や誘導がなく、ここを知らないと観てもらえないのはとても残念でした。

 

四季の住まい

冬になり餌を求めた鳥が我が家のシマトネリコにやってきます。
ダイニングテーブルにつきながら今日は、ヒヨドリなどとと楽しい一時です。

小さな住まいですが四季を感じながらの生活はとても楽しいものです。

我が家の四季をご紹介します。

 

1月、玄関には季節ごとの手作りの飾りつけ

2月、バルコニーの雪景色

3月、アプローチにあるアオハダの芽吹き、庭先の球根類も芽を出してきます。



4月、アプローチのジュンベリーが花を咲かせます。

5月、花いっぱいの季節です。モッコウバラの後始末が大変です。

6月、ジュンベリーの実の収穫です。鳥との争奪戦、お気に入りはスムージー

7月、玄関前のアジサイが楽しめます。

8月、セミの季節

花火大会の音が聞こえてきます。

9月、アプローチのヤブランが紫色の花を咲かせます

朝顔ブルーオーシャンも9月ですが成長著しく始末に負えないため今はありません

10月、ハロウィンの飾りつけ

11月、ジュンベリーの紅葉、枝払い、落葉掃き。ハーブ摘み

12月、クリスマス

住まいを楽しみましょう。












 

 

 

 

クマガヤモリカズ美術館を見て思ったこと

芸術作家の娘さんがつくったお父上の美術館。
お父上の作品にも自身のものにも家族が多く描かれ、家族のつながりが強かったことが伺われます。

館長としてご自身の作品でおもてなしをする。

つくった建物は低予算のデイテールにクライアントの潔さがうかがえるものです。

ここにあるすべてが、お父上の作品だけでなく家族や思いを感じさせてくれます。
区に移管されてもそれが引き継がれていることをそこかしこに感じました。

住まいをつくるときクライアントとの親和性がとても大切なことと感じております。

色々とお話したり、DIYをお勧めしたり。
そんなものづくりの見本を見させていただきました。

隠ぺい配管のエアコンの取替

改修前*新設17年、修理履歴:フラップ破損交換(購入取替)、ドレインパンのオーバーフロー(修理依頼及びDIY

改修後

 

我が家の仕事場のエアコンが残暑の残る時期に故障してしまいました。

5台のエアコンがあるのですが、すべてが15年以上のもので、そろそろ取替を考える時期でした。

配管は30年程度の耐久性があり機器は10年程度なので、隠ぺい配管では15年が改修のタイミングです。

今年は、東京都のゼロエミポイントがあり、エアコン1台につき最大8万の補助が付きます。

機種は費用対効果よりダイキンの標準機種Eシリーズと決めておりました。

室内機内の冷却部に冷房停止後も送風することで、乾燥させカビの発生を防ぐ機能のある最もシンプルな機器です。

この場合、2.2KWが2万/台、2.8KWが3万/台の補助となります。

最大の8万の補助の出る機種は多機能で大変高額です。

見積り依頼は、ゼロエミポイントの申請のある工事店と家電店とで考えましたが、家電店はEシリーズの取り扱いがありません。

したがって、工事店一択となりましたが、取引のある通販店(ゼロエミポイントなし)での購入見積もりを取りましたが、ゼロエミポイントがある分、工事店が安価でした。

工事金額も、作業性を考えると妥当かと考え依頼することとなりました。

LINEでのやり取りが出来、即答で返事が返るのも良いところと考えます。

工事では、ドレイン配管内の汚れを落としたいと考えており工事店に相談したのですが、つまり解消工事はあるが、隠ぺいでの経験はないとのことで、配管は塩化ビニル管で設計しているので、家庭用配管洗浄剤でのDIY洗浄をさせてもらいました。

ドレイン管に調理用ロートを固定し、洗浄剤入れ約15分(説明書)

たっぷりの水をジョウロで注水

汚れが外に排出されました

 

住まいの改修ではより住みやすく、快適に、美しく納まるように考えていくことが大切です。

住まいの経年が改修でより良いかたちになればと考えます。