天水桶
今朝の新聞で200年に一度の大雨が降ると河川の決壊により、都内地下鉄の100近い駅が浸水すると言う記事が載っていた。浸水ということでは設計を行う場合公共の洪水ハザードマップを確認するようにしている。住まいを設計する以上まず安全であり耐久性の高い建物をめざすため環境を知ることは重要だからだ。また、ラジオでは江戸時代の天水桶が話題になっていた。雨水をため防火用水の目的の桶だが、現代では節水のための住まいの雨水タンクが都市のミニダムの役目をはたすという話しだった。自治体には「太陽光利用」や「ゴミ処理」、「緑化」等とともに旗振りを願いたいものだ。大雨の時には「風呂に入らないでください」というお知らせは知っているだろうか、それほど下水道には不安があるということだ。わが家ではささやかながら雨水浸透桝や透水土間、緑化による保水が環境に役立っているだろう、いつかは天水桶をつけて見たい。