木材保護塗装も着色剤が紫外線防止のため色の薄いものは色変化が目立ちます。
私どもは、色変化も木材使用の楽しみだと考え、まずは色の目立たない木材保護塗装、変化してからの着色をおすすめしています。

内部木材は経年で色変化が出ます。これもまた紫外線によるものです。
色が深くなるもの、色が薄くなるもの、当初の色はお気に入りでも色変化後が残念なものもあります。
色が薄くなるものは着色すればもとの雰囲気に戻りますが深くなるもの、残念なものはそのまま受け入れることになります。
今回の計画では和室の棚台に、杉の集成材をおすすめしましたが、新鮮なサンプル材ではイメージが伝わらないと思い、経年材も用意しました。
