TAMの家づくり

住まいづくりを楽しむ、住まいを楽しむ

クライアントの要望で鍛えられる

30年近く設計をやって居ますとクライアントの要望を実現するために色々と苦労します。敷地状況や間取り希望、コスト調整は常にありますが、特別の要望というもでおもしろいものがあります。
これもお医者さん、お医者さんの日常は私の知る限り起きる、寝る、食べる等の時間が設計を生業とする私どもの対局にあるようにきっかりしています。朝に朝刊を読むのが日課です。配達員も心得ていてこの家には朝6時半あたりに配達するそうです。そこでの要望は、新聞受けがガレージの奥(かなり離れている)にあるので時間を無駄にしないように届いていたら居間で判るようにしたいとのこと。
解決策はカメラドアホンにつないだカメラ付きフラッシュライト。普通は防犯で付け、怪しい人をライトで威嚇(点滅)しカメラにパチリ。設定でライトは点灯とし(明るいとつきません)、新聞が配達されるとドアホンのボタンが点滅します。解除しない限り点滅しています。モニターで新聞を確認し取りに行きます。上手く作動しています。