TAMの家づくり

住まいづくりを楽しむ、住まいを楽しむ

物干場について2

イメージ 1

物干の考え方は色々あると言いましたがその1例。20年ほど前の設計で共にお医者様のご夫妻、朝干してどんな日でも夜には洗濯物が乾いている乾燥室が欲しいとのこと。北側3畳ほどの部屋を物干場としポリフィルムで気密化(寒冷地ではその当時から気密工法がありました。)、赤外線灯を2灯入れ換気扇で給排気(給排気扇の出始めでした。)する方法。見事ご要望に応えられました。10年後(5年ごとにメンテナンスに呼ばれています。)あたりで換気扇が不良となり、浴室暖房乾燥機がではじめたので交換し赤外線灯を止めました。この方法がいままで続いています。
もう1例もやはり乾燥室、こちらは南側のサンルーム兼用。こちらもお医者さんと獣医さん。洗濯場とキッチンとサンルームを北から南に一直線に結び物干し作業は便利(扉はもちろん引戸です)。サンルーム天井には木の竿を30cm毎に設置。(物干竿にはみえません。)湿度スイッチを接続させた換気扇で除湿する仕組み。不意のお客さんでもリビングの視線からは外れているので安心です。(写真参照)
実はこの2組は親子です。