TAMの家づくり

住まいづくりを楽しむ、住まいを楽しむ

こんなことってまだあるの?


東京23区の今現在の話です。
以前息子を通してのお付き合いがあり、年賀状を頼りにご質問がありました。
ご自宅の少し下がった南側の駐車場跡地に6棟の戸建て住宅が新築されるようで目の前の日照について戸建て業者の営業より説明があったのだが、地面を盛って3階が建つようなのでどのように対処すればよいかとのことでした。
地面を盛るということが気になったので、地面を盛った場合、開発がどうなっているか、工作物がどうなっているか、盛土よりの建物の高さが認められるのか行政に確認した方が良いことをお話しました。
行政では開発、工作物申請なし、但し既存地盤面からの高さが正しいとのこと、建物申請が民間確認機関で下ろされているので、不服申立をするかという話でした。
そこで、民間確認機関が分かりましたので、そこに話すことをおすすめしました。
担当者は出された書類を確認するだけで確認できたので受理したとの一点張りとのこと。確認機関に受理された申請に問題があるという書面を出すことをおすすめし、
3、4日経っても返答が来ないとの連絡です。次は、直接戸建て業者にどうなっているか確認しての返事は、区からも確認機関からも問い合わせの連絡は来たが現状で建てさせて下さいと個人的問題にすり替わってしまっています。
こんなことってまだあるの?
完了検査は関わりのない民間検査機関にだせば万事済むというお話ではありません。
不服申立をし是正が出たらどうするの?
売り出しに出ていますが、購入者が決まってから問題が起きたらどうするの?
地面を1m以上盛って地盤は大丈夫なの?
という業者にたいする嫌悪感と確認申請って何、重大な違反が判明しても何も出来ないのという不満。
憂鬱になる問題です。