5年前、地面一面に背丈ほどのクマザサが茂り、フジズルが絡みつき、朽木や倒木のあった場所も家族総出の整備で山小屋「OUR CABIN OUR DIY」が建ち、幹・葉・花・実などで敷地にある大まかな木の名前が判ってきました。
敷地内に複数ある木はモミ、モミジ、サクラ、ツツジ(アシタカ?)、アブラチャン。
コブシ、ニワトコ(多分)もあり、そして今回綺麗なピンクの実と真っ赤な種をつけたことでその木がマユミであることが判りました。敷地北側は群生しています。
マユミ(檀)は私の設計の師匠の名前で、大きな縁を感じます。
今週2日間、計画アトリエ基礎に当たる給排水管の移動工事を行いました。
経路出しには建物の位置出しが必要です。
設計時にパートナーと望遠レンズカメラ+水平器付三脚での簡易レベル測定とモミの木の根廻りにくる独立基礎の試掘を行って位置出しをしているのですが、専用測定器により精度を出し、掘削重機で支持地盤(地盤面下75cm)まで確認出来ました。
建物にかかるコナラ伐採とツツジ移植もお願いした関係で、水道設備スギヤマさんと掘削重機作業のワタナベさんともう一人のワタナベさん3人となりました。
コナラは引込電線絡みがあるため作業中の取外・再取付を東電にお願いしました。
3人なので作業の余力がでることもあります。
伐採のためのチェーンソーがあるので、今まで気になっていた樹木の枝切等もお願いしました。私が指示と手元(手伝い)です。
今回配管経路掘削により支持地盤の確認が出来、レベル測量を行ったことで伐採木の切断レベルだけでなく計画の検証もできました。
設計見積をお出ししていますが、多少の増額があると聞いています。
作業の一つ一つに金額を当てると大きな金額となってしまいます。
今回の場合、作業人工で出来ることをお願いしたので費用対効果はかなり良いものとなると思います。
伐採したコナラはスギヤマさんにボイラー用の薪としてお分けしました。
その他の直営工事は設計見積として5年前の単価に多少のプラスを付け提示しましたが
電気工事以外無理との返事なので提示額出しをお願いしました。
各工事の人工数量が増えるものと思います。