住宅用消火器の交換
消火器には使用期限があります。
わが家の消火器もその期限が来たので交換しました。
生協での購入だったため、メーカーでその方法を確認したところ廃リサイクルシステム利用かメーカー営業店持込となっていました。
いづれも手間と費用がかかるのでネットでホームセンターも引取りありとあったので、いつも利用するところで確認したところ簡単に交換が出来ました。
内容量1KGで約3KGあるので車での買い物ついではとても便利です。
消費期限があるようで数週間前のものが購入出来ました。
火災見舞金もついており早速、登録を行いました。
住宅に消火器の設置義務はありません。
マンションなどの共同住宅に設置義務があることを考えるとちょっと意外です。
メーカーホームページが業者向けにつくられており、個人向けの内容が判りづらいのは普及が進んでないためでしょうか?
調べてみると、普及率は41%のようです、但し、戸建てと共同住宅の比率は半々のため
設置義務のない戸建てでは2割強になってしまいます。
住宅用火災警報器電池切れ、本体交換それとも電池交換?
築15年のわが家の火災警報器の電池切れでは、取説に従って本体を交換した。
コネクタ接続の一般電池なので電池交換で良いと思ったが、本体は約3千円程度なのでまあいいかと深くは考えなかった。
代替製品もサイズと取付方法が同じで既存の取付台は色変化もなくそのまま利用したので、ワンタッチで簡単に交換出来た。
数日前にクライアントさんから電池切れの相談を受けた際に、取付メーカーの取説を確認したところ電池交換となっていたため、その取説をお送りした。
気になってわが家の代替製品の取説を確認したところ、電池交換の説明と共に注意として「長年使用すると、感知部の汚れや部品の劣化により正常に機能しなくなる場合があります。使用10年での新しい警報器への交換をお勧めします。」とある。
人命を守る設備なので本体交換、使用できるなら電池交換、取説作成者も大変です。
アトリエ工事、いろいろありまして・・・
昨年末11月に完成予定だったアトリエ工事、建具屋さんの突然の離脱から職人さん探しを行いようやく完成です。
建具塗装はDIY。
まだ、建具取付は12月初めで気温もそこそこ塗装可能でしたが、そこからガラス製作依頼なので完成取付が1月となりガラス取付シーリングは気温低下のため施工後の養生保護。なんとかなるさで決行です。
ガラスが入るまでは開口部をブルーシートで覆い年越しでした。
暖たかくなったら電灯など内部に手を入れようと考えております。
ガラスと同時にストーブを設置しましたが、活躍はまだまだです。
主屋とはデッキでつながります。
敷地内で一段高くなった場所にある2本のモミの木の下にデッキをつくり、アトリエの軒下の半外部、内部となります。
これから登記をします。
建物表題変更登記となります。
2本のモミの木を見上げながら、安全な枝切のための道具や動画を見て勉強です。
十里木アトリエのロフトハシゴをつくってみて考えたこと
週1回のペースで天候を見計らい現場に行っています。
ロフトハシゴは間柱という構造材3本からDIYで製作します。
構造材は経済的でモルダー(平滑)加工がされているのですぐに製作作業に入れます。
3本の材料から側になる材料と段になる材料を選びます。
4mの長さのものから必要寸法は側、段共に3m程度なのでどこをつかうかも大切です。
材料の表裏、上下をチョークでマークし、段板の節を見て板取の目安を付けます。
側板は木表を外側とし、段板は木裏を上面とします。
自然のものなので反るのが当たり前です。反って不具合が無いように、その中で配置を決めていきます。
側板の節の無いところに段板が来るようにすることで作業も見栄えも良くなります。
側板は2枚を固定しスライド丸のこで切断します。2枚の誤差を出さないためです。
段板は丸のこで切断します。束ねることで誤差を少なくします。
ルーターで溝彫りを行い、ほぞ差しなので溝彫り底を整えます。
ほぞとするのは一定段幅確保と堅固にするためです。
段板に番号を振っているのは、見栄えで配置を決めているからです。
組み上げです。
接着剤は使わず、ビス止めです。
仮置きしました。
ハシゴづくりでも材料からつくると考えることはいっぱいです。
住まいづくりは工場製作、現場組立となりつつあります。
木架構もプレカットが主流で構造表しの場合に適材適所とならない場合もあります。手刻みであればひとつひとつの材料を吟味しながら場所や向きや加工をより考えます。
大工さんの知識や技術、経験の継承が心配です。
私どもの山小屋は2棟ともに手刻みで出来ていることは感謝しかありません。
収納のDIY
私どもの収納設計は、希望する使い方、内容をお聞きし、細かなところまで計画し提案していきます。
造作収納、製作収納が多いのはデザイン性とともに生活に合わせたものがつくれるからです。
しかしながら、暮らしていくうちにはより良い工夫をしたいものです。
製作収納(家具)はは堅牢さとともに加工性を考え本体、扉共に木製ソリッド材(無垢、集成、積層等)としています。
どこでもビス打ち、穴あけが出来て簡単なDIYをすることが出来ます。
わが家も収納の懸案事項がたまってきましたのでいくつかのDIYを行いました。
下足棚、クローゼット棚の追加とプリンター棚です。
購入先の棚板木材料を確認し、出来るだけ大判板材からのカットで無駄のでないようにします。
綺麗に仕上げるために、材料カットは購入先ホームセンターで行います。
1カット60円です。
既存箱内の棚受は既存と同じ金属ダボを購入し、本体がソリッド材のため、穴あけ、打ち込みだけで後は棚を乗せるだけです。
カット材の小口、角はサンドペーパー掛けを行うとより良い仕上がりとなります。
クローゼット小物棚2段、金属ダボ受
クローゼットバック棚
下足棚3段、金属ダボ受
材料費
棚:パイン集成材 4,928円、カット代 462円、金属ダボ 1,198円、木ネジ(手持)
合計 6,588円
プリンター棚
材料費
棚:パイン材 6,091円 カット代 198円 棚受アングル 1,012円 木ネジ 426円
合計 7,727円
別途コート入れ小物棚5段 棚受アングル
材料費
棚:ホームセンターパイン端材 250円 カット代 528円 棚受アングル 590円
木ネジ 221円 合計 1,589円
ホームセンターには経済的な端材もあります。
楽しくDIYをし、便利になればと思います。
如何でしょうか?
ザノッタ・サッコのカバー
イタリア家具メーカーのザノッタ社サッコは今から50年以上前に発表されました。
袋(サッコ)にスチレンビーズを入れたシンプルなもので形状がユニークです、当時はとても前衛的なものでした。MOMAの収蔵品でもあります。
わが家に来たのは14年前に住居兼アトリエが出来たときです。
ソファの購入25年のマレンコ(イタリア・アルフレックス社)を芯材のウレタン、カバーを取替え、デザインに合うラウンジチェアとして購入しました。
袋の表面材がPVC(塩化ビニル樹脂)のため、数年で剥がれ始めてしまい、型崩れしてしまい長らくアトリエの片隅にありました。
カバーをつくろうと話していましたが、生地をどうするか、パートナーがデザインした生地(写真の背景の絵が原画の一つ)もありますが大柄だったり薄物だったり、DIYするかカーテン製作などでお世話になっているブライトさんに依頼するか、ここ数年の懸案でした。
きっかけはパートナーがウイリアムモリスのデザインが好きということ。
モリス生地は薄地で椅子張りには適していませんし高額です。
ブライトさんはモリス生地を利用して小物を製作販売もしています。
そこで、採寸図をつくり、端切れ材を一部分に入れることで希望金額に合うようにしました。
形も戻り懸案が無事解消されました。
わが家のリビングに復活ですが、ソファに置いてあるいくつかのクッションはソファと同じ生成地ですが、2つくらい同じモリス柄にしたら・・・と懸案が追加されました。
住まいづくりの楽しみは続きます。やれやれ。