TAMの家づくり

住まいづくりを楽しむ、住まいを楽しむ

住まいのイメージづくり

住まいづくりは、クライアントと思い描くイメージをかたちにしていく楽しさがあります。

住まいをコーデイネートしても住まいの完成ではなく始まりとご説明しています。

私どものデザインは想い描くイメージの中で住まい方がより自由になるよう出来るだけシンプルにしています。

温かな雰囲気で快適に、細部に気配りした質の高いものを、お気に入りのイメージで具現化しています。

私どもの住まいづくりをご紹介します。

 

1.OUR CABIN OUR DIY~直営、DIYで小屋をつくる~

 

主な内装材:杉構造材、杉3層パネル、杉集成材、からまつ合板、フレキシブルボード

 

木材やセメント板など安価でも質感、機能、イメージで選んでいます。

構造材の間に窓、扉、棚と構造と造作の共有化、

板材で扉、棚、階段、収納ベンチと使用材を減らすことでロスを少なくし、、

金物、ビスの仕様や留付位置など細部をきっちり計画することで、シンプルで落ち着く空間としました。

インテリアコーデイネイトで温かな雰囲気づくりをしています。

 

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2.小さな家~緑の中で暮らすアトリエ付住宅~

 

主な内装材:シナワンピース合板(1枚杢目、継ぎ目なし材)、ナラ、ナラ集成材、米松梁(節の目立たないものを選定)、建具・家具はシナ合板超仕上

 

明るい色の木に包まれ穏やかで落ち着いた空間です。

木は調湿、耐久性とともに温かさを与えてくれます。製作家具や建具、木製ブラインドもすっきりと納まります。

持込のモダンデザインの家具と調和のとれた空間です。

 

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3.2世帯の程よい距離 (リノベーション) 

 

主な内装材:ヒノキ節あり、スプルース、スプルース集成材、塗壁、塗装

 

白の塗壁はざらっとした骨材入りの模様なしのコテ仕上げとしています。

見る角度でコテ目が出るのが手づくりの温かさです。

床の節材、モダンテイストの家具、窓まわりと洗練と温かさがイメージの共通項です。

 

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4.都市型中庭住宅~コンクリートと木でつくるモダンな和~

 

主な内装材:サワラ、塗壁

 

床、天井を板張り、塗壁の内装です。

製作家具と一体の温かく、落ち着いた空間です。

コンクリートやガラスの無機質、硬質感の外装の中に、木質の柔らかさ温かさを入れる、中庭に落ちる光と緑を楽しもうという発想です。

 

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5.住まう楽しみ~100年住み継ぐ家~

 

主な内装材:チーク、米松着色、塗壁、塗装

 

床にチークを使用、塗壁もコテ目で雰囲気をつくり、お手持ち家具に合わせた造作材の着色で、上質な空間となっています。

食卓照明は空間に溶け込むように製作としています。

 

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6.終の棲家~やすらぎのデザイン~

 

主な内装材:ナラ、ナラ柾目合板、ウイルトンカーペット

 

造作、家具、窓、壁、天井全てナラでつくっています。

上質の材料と手づくりの造りこみは、唯一無二のものです。

 

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7.木造耐火構造でつくる木の住まい(長期優良住宅)~国産材でつくる~

 

主な内装材:杉、桧、杉集成材、桧集成材、ナラ、塗壁、和紙張り

 

塗壁は本漆喰、天井はカルクの入った和紙張りです。

造作、建具は杉、桧(下框、天板)と杉集成材でご希望で全て無垢材を使用しています。

材料へのこだわりもイメージが明確になります。

五感で感じる住まいづくりです。

 

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                              (撮影:新澤一平)
 

8.百景楼~海の別荘~

 

主な内装材/ナラパーケット、塗装

 

海の週末住宅なので、内装は明るく、家具コーディネートも軽快にしています。

アクセントとなる色づかいでクールな空間づくりを目指しました。

 

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                              (撮影:鈴木喜一

9.風見鶏の家~夢をかなえる住まい~

 

主な内装材:ナラ、タモホワイト塗装、塗装、ロートアイアン、ステンドグラス

 

お好みのロートアイアン、ステンドグラスのある空間づくりです。

主役を引き立てるため、優しい雰囲気づくりとしています。

 

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10.里山の民家~古材再生~

 

主な内装材:チーク、欅(古材)、サワラ板、塗壁

 

欅普請の生家の柱、梁、床板などを再生利用したお住いです。

ハレの間取りと日常使いの空間を一体化しています。

 

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                              (撮影:齋藤貞幸)

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ジュンベリーの紅葉

ジュンベリーは紅葉も美しい樹木です。

わが家のジュンベリーの定点観察をしてみました。

11月7日、葉先から色づき始めました。

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12日、葉先にオレンジを残すもの、全体に黄色く色づいたもの、オレンジとなったものさまざまです。

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15日、紅葉した葉が増えてきました。

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19日、ほとんどの葉が紅葉しました。

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21日、オレンジ色に変化していき、落ち葉も増えていきます。

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落ち葉も色さまざまで綺麗です。

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紅葉を楽しんだ後は落ち葉の清掃です。

寝具の衣替

寝具の季節の取替も衣替えというようです。

衣替えは大変な作業とおもいますが、どのようにしているのでしょうか?

わが家の衣替えをご紹介します。

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立冬を過ぎ晴天の日が続いています。

朝晩が冷え込み始めた頃に衣替えをしました。

わが家の上掛け寝具はポリエステル綿厚手、同薄手、綿毛布、ガーゼケットです。

全て洗えるものにしています。

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住まいは30坪、4人家族に設計アトリエ併設のため、季節の寝具の収納場所は小屋裏です。

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小屋裏へは子供室の梯子から上りますが、寝具を下ろすのは小屋裏からリビングへ直接手渡しします。衣類の衣替えや季節の飾り、スキー板なども同様に下ろします。

小屋裏は下階と一体となっているため極端な温度差や湿度差はありませんので保管や作業への支障はありません。

下階から手動で小屋裏窓の開け締めができるので籠もり熱の排気にはとても役立っています。チェーンに開け閉めの印はつけているのですが、心配なときは下の窓を開けて目視で確認します。

バルコニーの物干し竿は5本。

洗濯場から物干が近いのでとても便利です。

物干し場もキッチンの目線から外し、ルーバーフェンスで外から見えないようにしています。

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冬場はベッドパット、シーツ、カバー等の洗いもあるので2組1日で行います。

入れ替えの上掛は外干を行い、ダイイニングテーブルを利用して掃除機がけを行います。

取り出した厚手上掛けも外干しを行います。

ベットの掃除がけと長時間の風あてのために、リビング、寝室の天井ハンガーが大変役に立っています。

梅雨の季節に寝具をカラッと仕上げるのも、ここに吊るしての除湿乾燥機と扇風機での風通しです。

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家族全員喘息もちのため、清掃には気をつけるようにしています。
アレルギーはストレスで発症することもあります。
ストレスの無いように住まいは木と緑いっぱい、家事も日々改善し便利に工夫しています。

 

 

 

 

 

山小屋の下草刈り

山小屋の廻りは放おっておくとすぐ笹や小木が地面を覆い初めます。

1年で1mほどにもなってしまいます。

今まで枝切り鋏で格闘していましたが、

ついに草刈り機の出番です。

 

 

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南富士は東京のニュースで見る山梨県側ほど頂上には雪がまだありません。

紅葉もまだ始まったばかりです。

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山小屋のモミジは赤く色づきました。

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草刈り機はリョービ製の18Vバッテリーで約70分充電で約25分程度の作業が出来ます。

休みを取りながら3回の刈り込みを行いました。

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刈り込み前は、

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刈り込み後は、

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こんな感じになりました。

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住まいの舗石の清掃について

自邸兼アトリエのアプローチは御影石の舗石と土間たたき(固まる土)をつかっています。

建物の日陰になるため、カビや藻による汚れが数ヶ月すると目立つようになります。

特に梅雨の頃や9月の長雨の後などは清掃が欠かせません。

今までは、高圧洗浄機で汚れをおとしていたのですが、準備、片付けが面倒なため、お風呂のカビ取りで使っている、塩素系消毒剤(ピューラックス)を試して見ることにしました。

原液を垂らすと、黒ずみはあっと言う間に消え去りました。草木へのダメージが少ないように、原液をこすりつけ多量の水で洗い流しました。

草木は大丈夫のようです。

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初めての煙突掃除

標高900mの南富士の十里木に山小屋を建てて4年ほど、年に十数回しかストーブを使わないため、まだまだ良いかとやり過ごしてきた煙突掃除。

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道具の購入を機会に今回掃除をしてきました。

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 外内共にビニール袋で煤を受けられるようにしてみました。

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外せる配管は外でビニール袋へ煤払い。

ストーブに落ちた煤はストーブ内の灰受けで回収です。

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1時間もかからずに無事終了しました。

床が汚れないように慎重にしたものの、煤は舞うもの、落ちるもの。

綺麗なお住まいに付くストーブはどのような掃除をするのでしょうか?



 

 

十里木での夏休み

夏休みのような数日の休みが続くと回復するまでに幾日かかるのは、休日があるようで無いような仕事をしているせいかもしれません。
盆休みの十里木は台風の影響も少なく過ごせました。
気温は練馬に比べ昼夜8℃程度低く、湿度はありますがとても快適でした。
3ヶ月程度の間に草が生い茂り、最初の朝の運動は散歩でなく草取り。
笹、アザミ、イネ科の草と庭木の種からの苗木など1ヶ月に10cmは伸びているようです。
放おって置くと一気に森林化してしまいそうです。

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ここが40年前は笹と3本の白樺が今は高さ10m以上、直径30cm以上のもみの木2本とコブシ、アシタカツツジ、ヤマザクラ、カエデ、ゴマギ、カマツカ、クリ・・・
どうしてこんなになったのか不思議でも、この成長を見ているとわかるような気はします。
ただ、移植したシャラやキンモクセイはどうにか葉を付けかろうじて立っているさまです。
ビワやオリーブの苗木は囲いをつけるもシカに食べられてしまいました。
笹を根こそぎ取除き植えたノシバやハーブも全滅。
どうも外からのものは対応に苦戦しています。
土壌からの改良が必要なのでしょう。
下草は季節ごとに変わっていますが、このところ湿地を好むヘビイチゴが優勢となりつつあります。
梅雨に雨が多かったせいかもしれません。
笹に覆われていた頃と地被の植生は変わりました。

隣のゴルフ場からの芝の種はここでの生命力が強いようです。
廻りには芝を一面に張ったお住まいもあります。
管理が面倒なのでそこまではしませんが、いづれ自然で爽やかな感じにはと考えております。
十里木の楽しみとしてプロジェクターでビデオをみるのですが、ロールスクリーンなので外にも映るかと思い確認してみました。

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屋外で雨戸替わりのシートに映写しビデオを見ながら・・・と考えてはいるのですが、ここでは虫との相談です。

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